今年の1月に Tasma Mikrat Orto なるフイルムを eBayで購入しました。
オルソマチックフイルム。
なんと 180m !
100ft が 30.5m だから 180/30.5 ≒ 5.9
100ft巻きで 5.9 巻。
400ft巻きより長い。
手許にはディロールは2つあるにですが、それぞれ
FOMAPAN400 と IKFORD XP2 を入れているので
こいつを入れるために 〇オクでもう一つ調達。
4,100円(送料込み)で落札(安い。出品者さんに感謝)
したのですが、うれしいサプライズ付きでした。
** この話はまた別記事にします。
さて、ダークバッグの中でこいつを100ft未満に切り分けるのですが
100ftの空き缶が3つしかない。。
仕方ないので、残り(半分以上)をもとの大きな缶(多分シネ用)に戻して
黒いビニール袋に入れています。
冷凍庫の中はカラーフイルムやアリスタの100ft缶が入っているので
これ以上突っ込むのは、うちの奥様が。。。
どこで保存しようか。。シネ用の缶はでかいし。
さて
tasma は旧ソ連時代から続くフイルムメーカー
今回購入した缶にはロシア語で色々書いてあったのですが
その中で 1990 の数字が確認できました。
1990年製だとすれば 1991年のソ連崩壊前のフイルム
おまけに発送元はウクライナ。
旧ソ連で製造 -> ウクライナで保管 -> 大阪@日本へ輸送
となります。
長い旅をしてきたフイルム。大事に使っていこう。
**長巻6本分、当分持つでしょう。
**がんばれ!ウクライナ
と、言いつつ、最初の現像でとんでもないヘマをやらかしました。
水洗いの後、現像液と間違えて、いきなり停止液を投入
ご丁寧に 20℃ 10分間 1分ごとに攪拌!!
「さあ、停止液投入」の段階で、PSD50% の入ったペットボトルを認識。
慌てて、現像液を投入して、定着まで済ませましたが、ワチャチャな結果でした。
今回は「指さし点検」をしながら、処理を終えました。
機材は EOS1-N & TOKINA 24-210mm F4 – F5.6
ISO 32 で絞り優先で撮影してきました。



場所は 奈良の平城京跡、東大寺二月堂
お水取りの期間でしたので、明るい時間から
カメラおじさん、カメラおばさんたちが場所取り中でした。
**ご苦労様!
SPD 1:1(50%希釈) 20度 7分 で この写真。
まあ、使えるかな。
使い切るまで、何年かかるだろうか??
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